グワダル港の開発

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グワダル港の開発

中国が現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の一環として、パキスタン南西部で進める事業。中国・新疆ウイグル自治区カシュガル地区と道路やパイプラインで結ぶ計画で、東南アジアを回り込まずに中東から資源を輸入できる陸上ルートの確立が目的。発電所建設も含み、当初は約450億ドル(約5兆円)とされた事業総額は600億ドル以上に膨らんでいる。地中海と紅海から南シナ海への結節点であるインド洋海上交通路(シーレーン)の要衝で、入り口にあるグワダル港の中国による軍港化を日本や米国、インドなどは警戒する。(グワダル共同)

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