けすらう

精選版 日本国語大辞典 「けすらう」の意味・読み・例文・類語

けすら・うけすらふ

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙けつらう[ 一 ]名語記(1275)〕
    1. [初出の実例]「堀川院は神楽の曲をふかくしろしめしたりけるにや、今夜の御神楽にはことにけすらひて」(出典:体源鈔(1512)一〇上)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙けつらう[ 二 ]
    1. [初出の実例]「みめが、あまりよいほどに、けすらふたらば、却て顔色が、けがれんと思て」(出典:三体詩素隠抄(1622)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む