けたけた(読み)ケタケタ

デジタル大辞泉 「けたけた」の意味・読み・例文・類語

けた‐けた

[副]甲高い声で軽薄にとめどなく笑うさま。「おかしそうにけたけた(と)笑う」
[類語]げたげたげらげらけらけらがはは

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「けたけた」の意味・読み・例文・類語

けた‐けた

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 奇妙な、また、軽薄な笑い方をするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「大な眼の玉の恐怖(こはあい)お噺しを申し上ますから、ケタケタとお笑ひなく」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)四)
  3. つぎつぎと行なうさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「向ひ小山のしっちく竹は、縁が切れればうかりほと、けたけたひっくり返って突っ立ち」(出典:歌舞伎・染替蝶桔梗(1816)序幕)

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