げたげた(読み)ゲタゲタ

デジタル大辞泉 「げたげた」の意味・読み・例文・類語

げた‐げた

[副]大声で下品にとめどなく笑うさま。「大口を開けてげたげた(と)笑う」
[類語]げらげらけらけらけたけたがはは

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「げたげた」の意味・読み・例文・類語

げた‐げた

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. ( 「けたけた」を強めた表現 ) 下品な高笑いをするさま、ばか笑いをするさまを表わす語。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
    1. [初出の実例]「おかしくと・またげたげたと笑やるな」(出典:雑俳・芥子かのこ(1716‐36))
  3. せわしなく歩くさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「下駄下駄といそがしきは村雨の夕べなるべし」(出典:俳諧・鶉衣(1727‐79)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android