ケティヒ石(読み)ケティヒせき

最新 地学事典 「ケティヒ石」の解説

ケティヒせき
ケティヒ石

köttigite

化学組成Zn3(AsO42・8H2Oの鉱物単斜晶系,空間群C2/m, 格子定数a1.0241nm, b1.3405, c0.4757, β105.21°, 単位格子中2分子含む。板柱状結晶,繊維状結晶の皮殻集合をなす。洋紅~褐色,条痕帯赤白色。半透明,破面で絹糸光沢劈開{010}に完全。硬度2.5~3,比重3.33。薄片では淡ピンク,屈折率α1.622, β1.638, γ1.671,2V(+)74°。ZnをFeで置換したものが亜砒らん鉄鉱で,Mg, Co, Niなどとも置換して,同構造のらん鉄鉱グループを構成。亜鉛を含む鉱床の酸化帯に,レグランド石菱亜鉛鉱などの二次鉱物とともに産する。日本では岡山県新見市扇平鉱山から産した。名称は,ドイツ,ザクセンの化学者O.Köttigにちなむ。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む