ケトビケラ(読み)けとびけら(その他表記)sericostomatid caddis

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ケトビケラ」の意味・わかりやすい解説

ケトビケラ
けとびけら / 毛飛螻蛄
sericostomatid caddis

昆虫綱トビケラ目ケトビケラ科の昆虫の総称。世界中に分布するが、種類数は多くない。日本には、グマガトビケラGumaga okinawaensis1種だけが本州、四国、九州、沖縄諸島に分布。小形のトビケラで、成虫は体が褐色、前翅(ぜんし)は暗灰色で長さ5ミリメートル。幼虫は砂粒をつづり合わせて、細くてやや湾曲した長円錐(えんすい)の可携巣をつくり、河川の砂底に生息する。なお、かつてケトビケラ科に入れられていたニンギョウトビケラやクロツツトビケラは、エグリトビケラ科に含まれる。

[谷田一三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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