ケネニサベケレ(英語表記)Kenenisa Bekele

現代外国人名録2016 「ケネニサベケレ」の解説

ケネニサ ベケレ
Kenenisa Bekele

職業・肩書
陸上選手(長距離),マラソン選手 アテネ五輪・北京五輪金メダリスト

国籍
エチオピア

生年月日
1982年6月13日

出生地
アルシ地方ブコジ

経歴
首都アディスアベベから南へ250キロの険しい山に囲まれた地域で、6人きょうだいの2番目として生まれる。14〜15歳の頃走り始める。1999年世界クロスカントリー選手権(ベルファスト)のジュニア部門で9位。同年世界ユース選手権(ポーランド)男子3000メートルで2位となり世界の舞台にデビュー。2000年世界ジュニア選手権(チリ・サンティアゴ)5000メートル2位。2001年世界クロスカントリー選手権(ベルギー・オステンド)はショートコースで2位、ジュニア部門で優勝。2002年3月世界クロスカントリー選手権(ダブリン)で初めてロングコース(12キロ)とショートコース(4キロ)の2冠を達成。長距離王国エチオピアの新星として認知される。2003年世界選手権パリ大会1万メートルで大会記録の26分49秒57をマークして金メダル。2004年5000メートル、1万メートルの世界記録を更新。同年アテネ五輪1万メートルで金メダル、5000メートルで銀メダル。2005年世界選手権ヘルシンキ大会1万メートル連覇。同年ゴールデンリーグ第5戦バンダム記念1万メートルで26分17秒53をマークし、世界記録を更新。2006年世界クロスカントリー選手権は5大会連続2種目(ロング,ショート)を制覇。2007年3月世界クロスカントリー選手権で腹痛を起こし棄権、約5年間続いたクロスカントリーの連勝が27で止まった。8月世界選手権大阪大会1万メートル3連覇。弟のタリクは5000メートルに出場した。2008年北京五輪1万メートルと5000メートルで史上5人目の男子長距離2冠を達成。2009年世界選手権ベルリン大会1万メートルは大会記録で4連覇。世界選手権では初めて5000メートルも制し、長距離2冠を達成した。5連覇を狙った2011年世界選手権大邱大会1万メートルは途中棄権。2012年3連覇を狙ったロンドン五輪1万メートルは4位に終わる。2014年4月マラソン初挑戦となるパリ・マラソンで、2時間5分4秒の大会記録で優勝。174センチ、66キロ。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 「ケネニサベケレ」の解説

ケネニサ ベケレ
Kenenisa Bekele
陸上

陸上選手(長距離) 北京五輪金メダリスト
生年月日:1982年6月13日
国籍:エチオピア
出生地:アルシ地方ブコジ
経歴:首都アディスアベベから南へ250キロの険しい山に囲まれた地域で、6人きょうだいの2番目として生まれる。14〜15歳の頃走り始める。1999年世界クロスカントリー選手権(ベルファスト)のジュニア部門で9位。同年世界ユース選手権(ポーランド)男子3000メートルで2位となり世界の舞台にデビュー。2000年世界ジュニア選手権(チリ・サンチアゴ)5000メートル2位。2001年世界クロスカントリー選手権(ベルギー・オステンド)はショートコースで2位、ジュニア部門で優勝。2002年3月世界クロスカントリー選手権(ダブリン)で初めてロングコース(12キロ)とショートコース(4キロ)の2冠を達成。長距離王国エチオピアの新星として認知される。2003年世界選手権パリ大会1万メートルで大会記録の26分49秒57をマークして金メダル。2004年5000メートル、1万メートルの世界記録を更新。同年アテネ五輪1万メートルで金メダル、5000メートルで銀メダル。2005年世界選手権ヘルシンキ大会1万メートル連覇。同年ゴールデンリーグ第5戦バンダム記念1万メートルで26分17秒53をマークし、世界記録を更新。2006年世界クロスカントリー選手権は5大会連続2種目(ロング,ショート)を制覇。2007年3月世界クロスカントリー選手権で腹痛を起こし棄権、約5年間続いたクロスカントリーの連勝が27で止まった。8月世界選手権大阪大会1万メートル3連覇。弟のタリクは5000メートルに出場した。2008年北京五輪1万メートルと5000メートルで史上5人目の男子長距離2冠を達成。2009年世界選手権ベルリン大会1万メートルは大会記録で4連覇。世界選手権では初めて5000メートルも制し、長距離2冠を達成した。5連覇を狙った2011年世界選手権大邱大会1万メートルは途中棄権。2012年3連覇を狙ったロンドン五輪1万メートルは4位に終わる。174センチ、66キロ。

出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報

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