最新 地学事典 「ケララコンダライト帯」の解説
ケララコンダライトたい
ケララコンダライト帯
Kerala Khondalite Belt
インド半島南端のケララ州南部を占める高度角閃岩相~グラニュライト相変成堆積岩を主とする地帯。幅約60km,延長約200km。北縁はアッチャンコービル構造線。南端部のナガルコイル岩体(チャーノッカイト)を含めない場合もある。主にコンダライト(グラファイト珪線石ざくろ石片麻岩)・レプチナイト・チャーノッカイトから構成される。少量の珪岩・石灰質岩・変苦鉄質岩を伴う。各種の宝石,放射性鉱物やグラファイトがペグマタイトに伴って多産する。ケララコンダライト帯は北部のペリヤー・マドウライ地域のグラニュライト帯とともに,北方の始生代地殻に付加したと考えられる地質帯で,付加年代についてはNdモデル年代から原生代早~中期とする考え(N.B.W.Harris et al.,1994)が有力。
執筆者:M.Santosh・吉田 勝
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

