ケルコペス(読み)けるこぺす(その他表記)Kerkōpes

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ケルコペス」の意味・わかりやすい解説

ケルコペス
けるこぺす
Kerkōpes

ギリシア神話リディアに住む小人盗賊オケアノステイアの間にできた2人の息子、パサロスとアクモン(エウリバテスとフリノンダス、あるいはシロスとトリバロスともいう)をいう。単数形はケルコプスKerkōps。ヘラクレスに捕まって棒の先につり下げられたとき、ヘラクレスの毛深い尻(しり)をおもしろおかしく揶揄(やゆ)したので、ヘラクレスもおもしろがってこれを許した。しかしその後も悪業をやめなかったため、ゼウスは2人を猿に変えた。ローマの伝承では、ナポリ湾の二つの島ピテクサエ(猿ヶ島)はこのケルコペスにちなむという。

[丹下和彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む