ケルト文学(読み)ケルトぶんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケルト文学」の意味・わかりやすい解説

ケルト文学
ケルトぶんがく

インド=ヨーロッパ語系諸民族のなかのケルト人文学。本来はアイルランドスコットランド高地ゲール語,マン島語,ウェールズ語ブルトン語コーンウォール語などで書かれた文学すべてを含むが,アイルランド文芸復興以後はアイルランドのそれが特に脚光を浴びるようになった。これらの文学に通じる特徴は,叙事文学が散文で書かれて抒情詩のみが韻文であること,感受性に富む繊細な描写にすぐれ,全体の構成力に欠けること,中世における唯一の自然詩を生んだこと,非合理的,超自然的なものを好み,これを「ケルトの薄明」的夢幻性において表現していることなどである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む