けんたいぶる

精選版 日本国語大辞典 「けんたいぶる」の意味・読み・例文・類語

けんたい‐ぶ・る

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「ぶる」は接尾語 ) 高慢にふるまう。高くとまって威張る。もったいぶる。
    1. [初出の実例]「けんたいふる女郎、白眼看他世上人。〈略〉白眼はにらむ也」(出典洒落本異素六帖(1757))
    2. 「元は御家老の御姫様とか云ふので権大振(ケンダイブ)って居ますけれど」(出典:良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android