現代外国人名録2016 「ケントカルダー」の解説
ケント カルダー
Kent E. Calder
- 職業・肩書
- 日本政治研究家 ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院(SAIS)日本学部部長・教授・ライシャワー東アジア研究所長
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1948年4月18日
- 出生地
- ユタ州ソルトレークシティ
- 専門
- 政治学, 日米関係
- 学歴
- ユタ大学〔1970年〕卒,ハーバード大学大学院政治学専攻〔1979年〕博士課程修了
- 学位
- Ph.D.(ハーバード大学)〔1979年〕
- 勲章褒章
- 旭日中綬章(日本)〔2014年〕
- 受賞
- 大平正芳記念賞(第6回)〔1990年〕「自民党長期政権の研究」,有沢広巳賞「自民党長期政権の研究」,アジア太平洋賞(第9回)〔1997年〕「アジア危機の構図」
- 経歴
- ハーバード大学大学院でライシャワー教授に師事、ケープタウン大学、クリスチャン・アルブレヒト大学(ドイツ)留学を経て、1974〜79年日本に留学。米国国際貿易委員会のスタッフ、’79年ハーバード大学講師、同大日米研究所初代事務局長、’83年プリンストン大学政治学部助教授、’89年〜2003年同大教授・日本研究部長、日米研究所長を経て、2003年9月よりジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院(SAIS)日本学部部長兼教授、ライシャワー東アジア研究所所長。一方、1989〜93年ワシントンD.C.の戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長、’91年上級顧問、’97年〜2001年駐日米国大使特別補佐官(経済担当)を務めた。米国民主党の論客。野党も含めた米国の対日全方位外交を提唱。日本の永田町に幅広い人脈を持つ。著書に「Market and the Japanese Policy process」「天下りの研究」「日米貿易摩擦」「脱アメリカの時代」「自民党長期政権の研究」「クロスオーバーポイント(逆転時点)」「戦略的資本主義」「アジア危機の構図」「米軍再編の政治学―駐留米軍と海外基地のゆくえ」「日米同盟の静かなる危機」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報