ケーヒン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケーヒン」の意味・わかりやすい解説

ケーヒン

気化器を主力とする機械メーカー。本田技術工業系。 1956年京浜精機製作所として設立。本田の四輪車および二輪車向け気化器を主体に発展してきたが,近年はインジェクタがめざましい伸びをみせている。産業用バルブ,電子部品の分野にも力を注いでいる。台湾,中国,タイなどでの海外生産は順調に拡大している。 97年4月現社名に変更。売上構成比は,空調システム 26%,燃料噴射システム 25%,気化器 14%,EA機器4%,補器3%,その他 27%。年間売上高 1792億 4000万円 (連結。うち輸出 21%) ,資本金 69億 3200万円,従業員数 4058名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「ケーヒン」の解説

ケーヒン

正式社名「株式会社ケーヒン」。英文社名「KEIHIN CORPORATION」。輸送用機器製造業。昭和31年(1956)「株式会社京浜精機製作所」設立。平成9年(1997)に「株式会社ハドシス」「株式会社電子技研」と合併し、現在の社名に変更。本社は東京都新宿区西新宿。ホンダ系最大の部品製造会社。燃料噴射機器が主力。ほかに空調システム・気化器・電子部品など。販売先はホンダ中心。東京証券取引所第1部上場。証券コード7251。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android