ゲナスドルフ遺跡(読み)ゲナスドルフいせき(その他表記)Gönnersdorf

最新 地学事典 「ゲナスドルフ遺跡」の解説

ゲナスドルフいせき
ゲナスドルフ遺跡

Gönnersdorf site

ドイツ,ノイビートにある後期旧石器時代マドレーヌ文化期の最終末,約1.2万年前の集落遺跡。1968~76年調査。ライン川中流域の盆地の縁に立地し,ラーハ湖軽石層に厚く覆われていたため,骨角器など有機質遺物をはじめ住居遺構がきわめて良好な状態で発見された。4万点を超す石器,馬を中心とする狩猟動物の遺体,各種装飾品,スレート板に線刻された女性や動物の線画,骨・象牙製の女性小彫像などの芸術品が出土集落規模や移動の季節性等の復元に成功。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゲナスドルフ遺跡」の意味・わかりやすい解説

ゲナスドルフ遺跡
ゲナスドルフいせき
Gönnersdorf

ドイツ,ライン川東岸,ケルンの南約 50kmにある後期旧石器時代,マドレーヌ期の遺跡パンスバン遺跡同様,精密に調査,分析され,生活が復元されている。居住地点は3地点確認され,自然遺物の分析から夏と冬に居住されていたこと,使用されている石材の分析から,夏の人々は西の大西洋方面から,冬の人々は東のヨーロッパ平原から来たことが推定されている。スレートに彫られた動物や人間の刻線画が多数ある。また簡略化した「旧石器時代のビーナス」もある。

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