現代外国人名録2016 「ゲルハルトオピッツ」の解説
ゲルハルト オピッツ
Gerhard Oppitz
- 職業・肩書
- ピアニスト ミュンヘン音楽大学ピアノ科教授
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1953年
- 出生地
- 西ドイツ・バイエルン州(ドイツ)
- 学歴
- シュトゥットガルト芸術大学,ミュンヘン音楽大学
- 受賞
- ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門第3位〔1974年〕,アルフレード・カセルラ国際ピアノ・コンクール第1位〔1976年〕,ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第1位〔1977年〕
- 経歴
- 5歳からピアノを始め、11歳でモーツァルトの「協奏曲ニ短調」を弾きデビュー。シュトゥットガルト芸術大学とミュンヘン音楽大学で学び、1973年ケンプにその才能を認められ師事。’77年第2回ルービンシュタイン国際コンクールでドイツ人として初優勝し、大型新人ピアニストとして注目される。以後、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルをはじめ、バイエルン放送響、フィラデルフィア管など主要オーケストラを共演し、世界的に活躍するかたわら、ショパン・コンクールなど数々の国際コンクールで審査員を務める。’81年ミュンヘン音大で最年少教授に就任。ベートーヴェン解釈者としても知られ、日本ではベートーヴェン・ピアノ・ソナタ集の演奏およびレッスンのテレビ放映(NHK趣味百科「ベートーヴェンを弾く」)で人気を呼んだ。2005〜2008年に行われた「ベートーヴェン・ソナタ全曲演奏会」は大きな反響を呼んだ。LD及VTRなどが発売されている。1979年初来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報