ゲン・あぎとう

普及版 字通 「ゲン・あぎとう」の読み・字形・画数・意味


16画

[字音] ゲン
[字訓]ぎとう

[説文解字]

[字形] 形声
声符は僉(せん)。僉に儉(倹)・險(険)(けん)の声がある。〔説文新附〕二上に「(けんぎやう)、魚の口、上に見(あら)はるるなり」とあり、〔集韻〕に引く〔字林〕に「魚の口、水に出づる皃なり」という。〔淮南子、主術訓〕に「水濁るときは、則ち魚(あぎと)ふ」とあって、酸素を補うために水上に浮かぶのである。

[訓義]
1. あぎとう、魚が水面に出て息する。
2. たけく、はげしい。

[古辞書の訓]
名義抄 ハゲシ・クチサシ・ツトフ・イツクシ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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