ゲン・あぎとう

普及版 字通 「ゲン・あぎとう」の読み・字形・画数・意味


16画

[字音] ゲン
[字訓]ぎとう

[説文解字]

[字形] 形声
声符は僉(せん)。僉に儉(倹)・險(険)(けん)の声がある。〔説文新附〕二上に「(けんぎやう)、魚の口、上に見(あら)はるるなり」とあり、〔集韻〕に引く〔字林〕に「魚の口、水に出づる皃なり」という。〔淮南子、主術訓〕に「水濁るときは、則ち魚(あぎと)ふ」とあって、酸素を補うために水上に浮かぶのである。

[訓義]
1. あぎとう、魚が水面に出て息する。
2. たけく、はげしい。

[古辞書の訓]
名義抄 ハゲシ・クチサシ・ツトフ・イツクシ

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android