ゲート座(読み)ゲートザ

デジタル大辞泉 「ゲート座」の意味・読み・例文・類語

ゲート‐ざ【ゲート座】

The Gate Theatreアイルランドの首都ダブリンにある劇場。1928年に開設アビー座に次ぐ同国第二の劇場として知られる。ベケットワイルドほか英米をはじめとする外国の諸作品を上演する。ゲート劇場。ゲートシアター

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のゲート座の言及

【アイルランド演劇】より

…ほかにアベー座に縁の深い劇作家として,《狙撃者の影》(1923初演)や《ジューノーとクジャク》(1924初演)などでダブリンの市民たちを舞台にのせて成功したS.オケーシー,《きらめく門》(1909初演)のダンセーニ,マーティンEdward Martyn,パドリック・コラム,ロビンソンLennox Robinsonなどがいる。 1928年,マイケル・マクリアモアらによって建てられたゲート座Gate Theatreでは,アイルランド以外の古今の名作の上演が行われたほか,表現主義的な作劇術を駆使した《老婦人は否と言う》(1929初演)や《黄河の月》(1931初演)などの作者ジョンストンDenis Johnstonが活躍した。50年代にできたパイク座Pike Theatreは,気鋭の演出家アラン・シンプソンのもと,ベケットの《ゴドーを待ちながら》のアイルランド初演をロンドン初演と同年(1955)に行って気を吐いた。…

※「ゲート座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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