現代外国人名録2016 「ゲーリーヒル」の解説
ゲーリー ヒル
Gary Hill
- 職業・肩書
- ビデオアーティスト,彫刻家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1951年4月4日
- 出生地
- カリフォルニア州サンタモニカ
- 専門
- ビデオアート, ビデオインスタレーション
- 学歴
- アート・ステューデント・リーグ(ニューヨーク)彫刻科〔1969年〕卒
- 受賞
- 東京国際ビデオビエンナーレ・グランプリ福武賞(第1回)〔1985年〕「Excerpting the Tree」,ベネチア・ビエンナーレ金獅子賞(彫刻部門)〔1995年〕
- 経歴
- 15歳頃から溶接による彫刻を作り始める。のちニューヨーク州のウッドストックに移り、初めてビデオを手にし、1973年頃から映像と音響を使ったミックス・メディアによる大がかりな作品の制作を始める。以後、哲学をテーマにするなど知的な魅力に富んだビデオアートを展開。’86年ホイットニー美術館で回顧展。’87年ドクメンタ8、’89年ニューヨーク近代美術館「ビデオ・アンドランゲージ展」、’90年ポンピドーセンター「イメージの回廊」展、’92年ドクメンタ9などに出展。東京国際ビデオ・ビエンナーレ、モントリオール国際映画ビデオ祭、ベネチア・ビエンナーレなどで受賞。日本では、’92年「ゲイリー・ヒル・ビデオ・インスタレーション展」、2000年「ゲイリー・ヒル幻想空間体験展」を開催。映像作品に「Site Recite」「Blind Spot」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報