最新 地学事典 「コイナ地震」の解説
コイナじしん
コイナ地震
Koyna earthquake
1967年10月10日(現地時間11日),インド北西部のコイナダム(高さ103m)の近くで発生。マグニチュードはMw6.3。死者約200人,負傷者数千人。最も地震が起こりにくいとされている楯状地(デカン高原)で発生したことや,ダムの貯水によって誘発されたことなどで注目をあびた。これ以降,デカン高原ではときどき地震が発生するようになり,93年9月29日(現地時間30日)には,この地震の東方約300kmのLaturでMw6.1の地震が発生,死者7,000人を超える多大な被害をもたらした。参考文献:H.Narain et al.(1968) Nature, Vol.217:1138
執筆者:菊地 正幸
参照項目:誘発地震
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

