普及版 字通 「コウ・あう・みる」の読み・字形・画数・意味
17画
[字訓] あう・みる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(こう)。は飾り紐(ひも)を結び合わせる形で、結婚を示す象徴的な方法であった。〔説文〕八下に「(たまたま)見るなり」とするが、遇合の意ではなく、・とも声義の通ずる字である。〔詩、召南、草虫〕に「亦たに見 亦たに(あ)ひ 我が心則ちる」とみえる。
[訓義]
1. あう、あいみる。
2. 結婚する、成就する。
3. ・逅と通じ、あう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ミル・アフ・ナル 〔字鏡集〕 ナル・ミル・アフ・アヒミル
[語系]
・・・koは同声。金文に婚を「昏」としるすことが多い。みなの声義を承ける。
[熟語]
見▶・閔▶
[下接語]
希・奇・稀・朝
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報