普及版 字通 「コウ・あう」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] あう
[説文解字]
[甲骨文]
[金文]
[字形] 形声
声符は(こう)。は飾り紐を結び合わせて婚儀の象徴とするもので、金文に婚儀のことを「婚」という。〔説文〕二下に「ふなり」、また(遇)字条に「ふなり」と遭遇の意に解するが、・は神異のものにであうこと、は相約して結ばれる意である。のち字をまたに作る。
[訓義]
1. あう、相約してあう。
2. ゆきあう、まみえる、であう。
3. と通じ、みる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アフ・カマフ・ソムク・カゾフ 〔字鏡集〕 アフ・カナフ・アヘリ・ソムク・カマフ・カゾフ
[語系]
・・・koは同声。逅hoも声義が近い。ngio、晤nga、(迎)ngyangもその系列に近い語である。
[熟語]
禍▶・逆▶・遇▶・▶・時▶・疾▶・屯▶・難▶・愍▶・紛▶
[下接語]
嬰・靡・頻
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報