普及版 字通 の解説
11画
[字訓] かりも・あぶらざら
[説文解字]
[字形] 形声
声符は工(こう)。〔説文〕十四上に「車轂中の鐵なり」、〔釈名、釈車〕に「はなり。其の中、なるなり」とあり、磨滅を防ぐために車轂中に挿入する鉄、かりも。また灯の油皿をいう。
[訓義]
1. かりも。
2. あぶらざら、灯火。
3. 横にわたす木、よこざん。
4. やじり。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 毛地(もぢ)〔名義抄〕 カモ・クルマノカ(リ)モ・マロフ・コブ・コガネヌリ・トモシビ
[下接語]
寒・虚・暁・金・銀・残・車・珠・夜・幽・蘭
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報