普及版 字通 「コウ・つぐ・つぐなう」の読み・字形・画数・意味
15画
[字訓] つぐ・つぐなう
[説文解字]
[字形] 会意
庚(こう)+貝。〔説文〕は續(続)字条十三上に「なるなり」とし、また字を録し、「古續、庚貝に從ふ」とを續の古文とするが、は庚声で用いられる字である。庚は呪具としての午(杵(きね))を奉ずる形。それに貝を加えて祈る意で、つけ足す意がある。また〔管子、国蓄〕に「愚は本を(つぐな)はざるの事り」とあって、償の意とする。
[訓義]
1. つぐ、あとをつぐ。
2. つぐなう。
[熟語]
韻▶・歌▶・酬▶・唱▶・本▶・揚▶・和▶
[下接語]
載・酬・酔
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報