コミュニケーション・アプローチ(その他表記)communication approach

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

コミュニケーション・アプローチ
communication approach

国際関係論における統合の問題を考察する一方法。集団の統合を考察する主要な指標として,その集団内で行われるさまざまな取引 transactionの量を用いる。したがって,分析には調査データ,集合データが多用される。たとえば,ある国民国家が形成され,存立するのは,その成員相互の間にきわだって高い密度の自足的な政治的,経済的,文化的コミュニケーションが行われるからであると考える。情報理論を応用して国民国家形成のメカニズム,ナショナリズムの本質を明らかにするこのような試みを最初に行なったのは,アメリカの K.ドイッチュである。このアプローチによれば,国際社会の統合,地域統合,国民国家統合,地方的統合が同型のものとしてとらえられることになる。 (→国際コミュニケーション )

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