ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドイッチュ」の意味・わかりやすい解説
ドイッチュ
Deutsch, Karl Wolfgang
[没]1992.11.1. マサチューセッツ,ケンブリッジ
チェコスロバキア生れのアメリカの政治学者。 1938年アメリカに移住,48年帰化。 42~58年マサチューセッツ工科大学,58~67年エール大学,67年以降ハーバード大学で教鞭をとっている。サイバネティクスやシステムズ・アナリシスの方法を導入して経験科学としての政治学理論の発展に寄与。あらゆる組織をコミュニケーションとコントロールのシステムと解釈することによって国内政治や国際関係の「統合」の問題を考察している。著書"The Nerves of Government" (1963) ,"The Analysis of International Relations" (68) など。
ドイッチュ
Deutsch, Otto Erich
[没]1967.11.23. ウィーン
オーストリアの音楽学者。ウィーンとグラーツ大学で学び,美術史と音楽史の両方面に数多くの著作があるが,特にシューベルトに関する研究が有名。今日シューベルトの作品は,彼の『シューベルト主題目録』 (1951) の番号によって呼ばれることが多い。
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