コムンゴ

百科事典マイペディア 「コムンゴ」の意味・わかりやすい解説

コムンゴ(玄琴)【コムンゴ】

朝鮮半島のロング・ツィター属の撥弦楽器。6弦。三つの可動柱と16の中高の板のフレットがついており,17cm位の細い棒で弦をはじいて演奏する。《三国史記》によれば,三国時代(4世紀―7世紀中ごろ)に高句麗で作られた。今日では,宮廷音楽にも,コムンゴサンジョー(玄琴散調)などの民俗音楽にも用いられる。ヒョングムとも。

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世界大百科事典(旧版)内のコムンゴの言及

【朝鮮音楽】より

…(2)三国時代(4~7世紀後半) 高句麗,百済,新羅それぞれに異なる特色があらわれる。高句麗の代表的な弦楽器として,コムンゴ(玄鶴琴。今日では玄琴と呼ぶ)がある。…

※「コムンゴ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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