中高(読み)なかだか

精選版 日本国語大辞典 「中高」の意味・読み・例文・類語

なか‐だか【中高】

〘名〙 (形動)
周囲が低くて中央が小高く盛り上がっていること。また、そのさま。
色葉字類抄(1177‐81)「凸 ナカタカ」
申楽談儀(1430)勧進の舞台、翁の事「中だかにそるはわろき也」
鼻筋が通っていることや、そのさま。また、鼻筋の通った美しい女の顔。〔日葡辞書(1603‐04)〕
浮世草子・好色一代男(1682)一「口びるそって中高(ナカタカ)なる㒵(かほ)にて、秀句よくいへる女あり」
清算取引で、中限(なかぎり)相場が当限(とうぎり)・先限(さきぎり)よりも高いさま。

ちゅう‐こう ‥カウ【中高】

〘名〙 中学校高等学校

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デジタル大辞泉 「中高」の意味・読み・例文・類語

なか‐だか【中高】

[名・形動]
中央が小高く盛り上がって、周囲が低くなっていること。また、そのさま。「料理中高に盛る」
鼻筋が通って整った顔であること。また、そのさま。「中高な(の)面立ち

ちゅう‐こう〔‐カウ〕【中高】

中学校高等学校。「中高生」

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