コラチオ・ルストラリス(英語表記)collatio lustralis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コラチオ・ルストラリス」の意味・わかりやすい解説

コラチオ・ルストラリス
collatio lustralis

ローマ皇帝コンスタンチヌス1世 (大帝)によって設けられた取引税。商人金貸し宿屋,売春業者,製品を売る手工業者などに課され,5年ごとに金銀 (4世紀後半からは金のみ) で納められた。医師教師地主小作人などは免れた。重税ではなかったが,都市の零細な商工業者には負担となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android