コレス骨折(読み)コレスこっせつ(その他表記)Colles fracture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コレス骨折」の意味・わかりやすい解説

コレス骨折
コレスこっせつ
Colles fracture

橈骨遠位端骨折ともいう。手をついて倒れたときに起る橈骨末端の骨折である。骨片背側,橈側に転位し,尺骨は背側に部分脱臼を起して,いわゆるフォーク状変形を呈する。この骨折に合併して正中神経屈筋腱障害も起ることがあるので,早期整復固定が必要となる。アイルランド外科医 A.コレス (1773~1843) が記載

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android