…冬から春に卵細胞と精子をつくって有性生殖を行う。その結果できた果胞子は貝殻などにつくと発芽して穿孔し,糸状のいわゆるコンコセリスconchocelis体として夏を過ごす。【千原 光雄】。…
…この果胞子体が最終的に果胞子を生じるが,受精から果胞子形成までの過程はさまざまな型があり,紅藻植物を分類する場合の重要な特徴となる。 アマノリ属の果胞子は海底の貝殻に付着すると,その内部に穿入(せんにゆう)してコンコセリスconchocelisという糸状体を形成する。アサクサノリの養殖では,果胞子のこの性質を利用して,カキの貝殻などに穿入させて生じたコンコセリスを夏の間,陸上の施設で培養して増やす。…
…受精卵は果胞子を形成し葉状体を離脱した後,海底の貝殻に付着する。付着した果胞子は発芽して貝殻の内層に侵入し,糸状体(コンコセリスconchocelis)になる。糸状体は夏季に成熟して胞子囊を形成し単胞子をつくる。…
※「コンコセリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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