ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンシストリウム」の意味・わかりやすい解説 コンシストリウムconsistorium ローマ皇帝ディオクレチアヌス (在位 284~305) のときからおかれた古代ローマの帝室顧問会議。「立つ会議」を意味し,出席者は皇帝の前で起立した。高級政務官,法律家で構成。帝国政策の決定など,最高裁判所機能を果した。中世にはカトリック教会の枢機卿の会議,プロテスタント教会の教会会議を意味するにいたった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by