山川 世界史小辞典 改訂新版 「教会会議」の解説
教会会議(きょうかいかいぎ)
synodos[ギリシア],concilium[ラテン],council[英]
全世界のキリスト教の司教または他の正規の代表者が教会の教義,儀式,宗規などに関して審議決定する会議。宗教会議,公会議,総会議ともいわれる。ギリシア正教,プロテスタントでは古代教会時代の最初の7回だけ(全教会会議),カトリックでは他に13回を認める。ニケア教会会議,ラテラノ教会会議,コンスタンツ教会会議,トリエント教会会議などの諸会議が有名。クレルモン,ピサの教会会議は厳密には上記の数のなかに加えられていない。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報