コンボウヤセバチ(読み)こんぼうやせばち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コンボウヤセバチ」の意味・わかりやすい解説

コンボウヤセバチ
こんぼうやせばち / 棍棒痩蜂

節足動物門昆虫綱膜翅(まくし)目コンボウヤセバチ科Gasteruptionidaeの昆虫の総称。和名は「体が細長くやせていて、腹部の形が棍棒状」をしていることに由来する。学名はギリシア語で「腹部が後方に曲がっている」ことを意味する。世界に広く分布する。体は主として黒色で、腹部は細長く側圧され、前伸腹節の背面から生じ、雌は長い産卵管をもつ。ハチ類の幼虫に寄生する。日本にはコンボウヤセバチGasteruption japonicumが知られ、体長は14ミリメートル内外で、産卵管は体とほぼ同長である。北海道、本州に分布する。

[立川哲三郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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