デジタル大辞泉
「ごさめれ」の意味・読み・例文・類語
ごさ‐めれ
[連語]《「ござめれ」とも》「ごさんめれ」の撥音の無表記。
「深入りして討たれさせ給ひて候ふ―」〈平家・九〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ごさ‐めれ
- 〘 連語 〙 ( 「ごさんめれ」の撥音「ん」の無表記、または、それの変化したもの。後世、誤って「ござめれ」とも )
- [ 一 ] =ごさんめれ[ 一 ]
- [初出の実例]「ふか入してうたれさせ給て候ごさめれ」(出典:平家物語(13C前)九)
- [ 二 ] ( 誤って「御座るめれ」の変化したもののように意識されたものか )
- (イ) ⇒ござめり
- (ロ) よし来た。さあ来てみよ。
- [初出の実例]「翁に告けていかかはせんなとはかりけるに、翁曰、こざめれ、狸の所為なり」(出典:俳諧・新花摘(1784))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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