ごぜいす

精選版 日本国語大辞典 「ごぜいす」の意味・読み・例文・類語

ごぜい・す

  1. 〘 自動詞 サ行特活 〙 ( 「ございます」の変化した語 ) 近世後期の江戸深川新宿などの岡場所で多く用いられた語。
  2. [ 一 ] 「ある」の意の丁寧語。ございます。あります。
    1. [初出の実例]「わたしどもァもふ丸ふじへゆくきはごせいしねへ」(出典:洒落本・女郎買之糠味噌汁(1788)秋色庵の段)
  3. [ 二 ] 補助動詞「ある」「いる」の丁寧語。…でございます。…であります。
    1. [初出の実例]「ほんにそふでおぜんせふね。夫(それ)でもけふはよふごぜゐせう」(出典洒落本・世説新語茶(1776‐77か)変語)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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