ゴトランド

百科事典マイペディア 「ゴトランド」の意味・わかりやすい解説

ゴトランド[島]【ゴトランド】

スウェーデン南東部,バルト海上の同国最大の島。古生代前期の石灰岩基盤とし,ゴトランド紀の名はこの島にちなむ。燕麦,ライムギ,テンサイ栽培,牧羊が行われ,大理石を産し,セメントを生産する。12世紀にドイツ商人により植民が行われ,ハンザ同盟,デンマーク支配期の後1645年スウェーデン領。北東に接するフォール島などを含め1県をなす。主都ビスビューハンザ都市遺構が多く,1995年世界文化遺産に登録された。3134km2。5万7241人(2012)。
→関連項目バルト海ビスビュー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android