ごね得(読み)ゴネドク

デジタル大辞泉 「ごね得」の意味・読み・例文・類語

ごね‐どく【ごね得】

ごねただけ得をすること。不平を言ったり文句をつけたりした分だけ、有利に事が運び、自分利益補償を得ること。ごてどく。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ごね得」の意味・読み・例文・類語

ごね‐どく【ごね得】

  1. 〘 名詞 〙 ごねて得をすること。無理を言ったり、しつこく文句や不平を言ったりして相手に譲歩させ、それだけ余分に自分の利益を得てとくをすること。ごてどく。
    1. [初出の実例]「代替地をくれいうたらいま流行の、ごねドクかいわれましてな」(出典:桜守(1969)〈水上勉〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android