ごぶごぶ

精選版 日本国語大辞典 「ごぶごぶ」の意味・読み・例文・類語

ごぶ‐ごぶ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. ① 水に落ちる音、水中に沈んでゆく音などを表わす語。
    1. [初出の実例]「船ばたなる縄に足をかけて、つぶりとも入らでひしめく程に、弟子の聖はづしたれば、さかさまに入りて、こふこふとするを」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一一)
  3. ② 酒や水などを、一息にのむ音、また、容器に入れて振ったときの音を表わす語。
    1. [初出の実例]「おいの坂の茶やで、ごぶごぶと仕りました」(出典:天理本狂言・木六駄(室町末‐近世初))
  4. ③ 液体が泡立つ音を表わす語。
    1. [初出の実例]「いもしのたたらで銅を湯になして、まっ赤になりて、かけひの中をこふこふと鳴て鋳形の中へ入て其器になるほど奇特な事はないぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)賈第十八)
  5. ④ 液体がわき出る音やそのさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「涙がごぶごぶと湧いて来たので」(出典:記念碑(1955)〈堀田善衛〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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