ごみ屋敷(読み)ごみやしき

共同通信ニュース用語解説 「ごみ屋敷」の解説

ごみ屋敷

大量のごみ物品が放置され、悪臭害虫発生火災の危険が生じている一戸建てや、集合住宅一室などを指す。法令による定義はなく、是正に向けた手続きを定めた条例で、当てはまる要件を明記している自治体もある。今回の総務省調査は「放置された物品が原因で、居住者本人や周辺住民の生活環境が損なわれているもの」を対象とした。

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知恵蔵mini 「ごみ屋敷」の解説

ごみ屋敷

家主蓄積・収集した大量のごみが放置された土地や建物。ごみ屋敷は全国各地に見られ、悪臭や害虫の発生、景観破壊放火の危険性といった周辺住民への被害が社会問題化している。現行の廃棄物処理法では、個人がため込んだごみを強制撤去させることはできないため、対応に当たる自治体は条例を制定して事態打開を図るしかなく、有効な対策を取ることが難しかった。こうした状況を受け、2014年5月、日本維新の会など野党4党は、自治体がごみの撤去を住人に勧告し、従わない場合は罰金を科すという対策法案を共同衆議院に提出した。

(2014-5-31)

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