最新 地学事典 「ゴンドワナ植物界」の解説
ゴンドワナしょくぶつかい
ゴンドワナ植物界
Gondwana palaeokingdom
古生代末に世界的規模で出現した五つの植物界(地域区分)のうちの一つ。石炭紀前期にユーラメリア植物界の一区系域から分化。南米・オーストラリア・南アフリカ・インド・ヒマラヤに存在。ペルム紀にはさらに三つの植物区系域(ノソアフロアメリカ・オーストラリオインディア・古南極)に細分化。この植物界の植物を総称してゴンドワナ植物群というが,Glossopteris(グロッソプテリス類)を特徴的に産出することから,グロッソプテリス植物群ともいう。他にトクサ類のSchizoneura, ゼンマイ科のシダ類,グロッソプテリス類のGangamopteris等が特徴的。一部,氷河堆積物に伴われる。
執筆者:大久保 敦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

