最新 地学事典 「ユーラメリア植物界」の解説
ユーラメリアしょくぶつかい
ユーラメリア植物界
Euramerian palaeokingdom
古生代末に世界的規模で出現した五つの植物界(地域区分)のうちの一つ。欧米植物群とも。石炭紀前期には北半球の高緯度地方(アンガラ植物界)を除く汎世界的に分布し,さらに四つの区系域に分かれていた。これらからゴンドワナ・カタイシア・北米植物界が分化し,一部はアンガラ植物界に含まれていった。ペルム紀にはウラル山脈より西のヨーロッパ,グリーンランド,北西アフリカおよび北米西半分にかけて存在。トクサ類(Annularia・Calamites)・小葉類(Sigillaria・Lepidodendron)・シダ種子類(Alethopteris・Neuropteris・Lyginopteris)および球果類の祖先系といわれるCordaitesなどからなる。
執筆者:大久保 敦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

