普及版 字通 「サ・いえる」の読み・字形・画数・意味
15画
[字訓] いえる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は差(さ)。〔説文〕七下に「(い)ゆるなり」、〔玉〕に「疾、(い)ゆるなり」とあり、次第に復することをいう。まだ治癒しきらない状態をもいい、〔詩、小雅、節南山〕「天方(まさ)に(しき)りに(や)ましむ」のようにも用い、〔爾雅、釈詁〕に「なり」と訓するのはその義による。
[訓義]
1. いえる。
2. やむ。
3. はやり病。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 イユ 〔字鏡集〕 イユ・ヤマヒイユ
[熟語]
昏▶・札▶・▶
[下接語]
札・衆・薦
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報