さくらの花(読み)サクラノハナ

デジタル大辞泉 「さくらの花」の意味・読み・例文・類語

さくらのはな【さくらの花】

網野菊による小説。妹の病死主題とする。昭和36年(1961)刊行同年、第12回芸術選奨文部大臣賞を受賞。昭和37年(1962)、第1回女流文学賞を受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「さくらの花」の解説

さくらの花

網野菊の短編小説、また同作を表題作とする小説集。作品は病死した妹への思い出を語る私小説。作品集は1961年刊行で、第12回芸術選奨(文学部門)文部大臣賞および第1回女流新人賞を受賞した。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android