さつま絣(読み)さつまがすり

事典 日本の地域ブランド・名産品 「さつま絣」の解説

さつま絣[染織]
さつまがすり

九州・沖縄地方、宮崎県地域ブランド
都城市で製作されている。高級綿糸を使用。本場大島紬と同様に織締め技法でつくられる。木製の締め機に経糸をかけ、絣糸を横から打ち込み、経の上下糸でかたく締め付けた後、藍瓶につけて染色する。経糸で締めたところが絣となり、締めないところが無地になる。染色と乾燥を繰り返し、深みのある濃藍色に仕上げられる。宮崎県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む