20世紀西洋人名事典 「サミエルグラストン」の解説
サミエル グラストン
Samuel Glasstone
1897.3.5 - ?
米国の物理化学者,核工学者。
元・オクラホマ大学教授,元・ボストン大学教授。
ロンドン生まれ。
イギリス生まれで、学部学生向きの教科書「物理化学教科書」(1940年)の著者として有名である。ロンドン大学で学び、’22年に物理化学博士号取得、’26年ドクター・オブ・サイエンスとなる。’39年渡米、プリンストン大学、オクラホマ大学を経、’47年ボストン大学の教授となる。米国エネルギー省、ロスアラモス科学研究所の顧問を務め、オークリッジ国立研究所では原子炉の操作と開発にあたる。「原子炉理論大要」(’52年、エドルントと共著)、「原子炉工学の原理」(’56年)等出版。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報