サモス派(読み)サモスは(その他表記)Samian school

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サモス派」の意味・わかりやすい解説

サモス派
サモスは
Samian school

ギリシア,アルカイック初期,イオニア地方サモス島に栄えた美術の一派。サモス島には前8世紀に最初のヘラ神殿が建設され,前7~6世紀に美術が隆盛した。ヘラ神殿は数度にわたって再建されたが,前6世紀中頃,ロイコスによって建設された神殿は,高いステュロバテスの上に二重周柱式の柱をもつ当時最大のイオニア式建築であった。ヘラ神殿の発掘によって多くの彫刻作品が発見されている。なかでも代表的な作品は,『サモスのヘラ』 (ルーブル美術館) と呼ばれる一連の大理石女性立像。ほかに木,象牙,ブロンズなどの数多くの小像が発見されている (サモス,バシー美術館) 。

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