サロン・デ・レアリテ・ヌーベル(その他表記)Salon des Réalités Nouvelles

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

サロン・デ・レアリテ・ヌーベル
Salon des Réalités Nouvelles

「新現実展」の意味をもつ抽象主義美術の展覧会。第2次世界大戦後の抽象芸術隆盛に応じて組織された国際的な美術展で,1946年の第1回展以来,毎年パリで開催されている。初期には G.シュネデールをはじめ,戦前からの「抽象・創造 (アブストラクシオン・クレアシオン ) 」の画家たちを中心に,多様な抽象美術家たちが活躍したが,次第に幾何学的抽象美術に作品を限定するようになり,シュネデールらの有力な創設当時のメンバーは,「サロン・ド・メ」に吸収されていった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む