ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 サロン・デ・レアリテ・ヌーベルSalon des Réalités Nouvelles 「新現実展」の意味をもつ抽象主義美術の展覧会。第2次世界大戦後の抽象芸術の隆盛に応じて組織された国際的な美術展で,1946年の第1回展以来,毎年パリで開催されている。初期には G.シュネデールをはじめ,戦前からの「抽象・創造 (アブストラクシオン・クレアシオン ) 」の画家たちを中心に,多様な抽象美術家たちが活躍したが,次第に幾何学的抽象美術に作品を限定するようになり,シュネデールらの有力な創設当時のメンバーは,「サロン・ド・メ」に吸収されていった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by