サロード

百科事典マイペディア 「サロード」の意味・わかりやすい解説

サロード

インドリュート撥弦楽器ヒンドゥスターニー音楽独奏楽器西アジアラバーブ起源があると考えられているが,棹の部分金属板ふくべが取り付けられ,主要弦の下側に十数本の共鳴弦が張られたりして,形状も奏法もインド独特のものになっている。同じ金属弦をもつ撥弦楽器のシタールに比べて音色は地味であるが,深くまろやかな響きを出すことができる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 的場

改訂新版 世界大百科事典 「サロード」の意味・わかりやすい解説

サロード
sarōd

北インドの撥弦楽器。古典音楽に独奏楽器として用いられる。西アジアのラバーブがインドに入ったものと考えられているが,棹の部分に金属板やふくべが取り付けられ,主要弦の下側に十数本の共鳴弦が張られたりして,形状も奏法もインド独特のものになっている。同じ金属弦をもつ撥弦楽器のシタールに比べて音色はじみであるが,深くまろやかな響きを出すことができる。
執筆者:


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む