ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サワイマードプル」の意味・わかりやすい解説 サワイマードプルSawai Mādhopur インド北西部,ラージャスターン州東部の町。ジャムナ川支流のチャンバル川,バナス川の間にある小丘陵中の城郭都市で,ジャイプルの南東 120kmに位置。地名は,18世紀中頃のジャイプルの君主マド・シンに由来。マド・シンによってジャイプル市街を一部模倣した都市計画が行なわれた。銅器,真鍮容器の生産と取り引きが盛んで,木工や食品工業も行なわれる。周辺ではコムギ,トウモロコシ,搾油用種子,豆類,雑穀を産する。2013年,ランタンボール国立公園内の丘の上に建つランタンボール砦が,ラージャスターン州の丘陵要塞群として世界遺産の文化遺産に登録された。人口 9万7493(2001)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by