サンソンフラムスチード図法(読み)サンソンフラムスチードズホウ

デジタル大辞泉 の解説

サンソン‐フラムスチード‐ずほう〔‐ヅハフ〕【サンソンフラムスチード図法】

Sanson-Flamsteed projection》「サンソン図法」に同じ。初代グリニッジ天文台台長フラムスチードも用いたことで、こう呼ばれる。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

サンソン‐フラムスチード‐ずほう‥ヅハフ【サンソンフラムスチード図法】

  1. 〘 名詞 〙 地図投影法の一種緯線は実際の長さを縮尺としてとり、経線はそれぞれを分割して結んだ曲線として表わす図法。この図法によると赤道地方と中央経線のある中央部は真形に近く表わされるが、端のほうほど著しくゆがむ。一六五〇年フランスのN=サンソンが大陸図に用い、一七二五年にイギリスのJ=フラムスチードの恒星表に用いられて有名になったためこの名がつけられたが、この図法はそれら以前にメルカトル地図帳に用いられている。伊能忠敬の「大日本沿海輿地(よち)全図」はこの図法による。正弦曲線図法。サンソン図法。正積擬円筒図法。

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